ペットを連れて沖縄に行きたい場合、心配なのは「ペットと一緒にレンタカーに乗れるか？」ではないでしょうか。

近年はペット宿泊可なホテル・旅館が増えていますが、レンタカーに乗れないケースは意外と多く、旅行前に気づいて焦ってしまうこともあるでしょう。

レンタカー会社ごとにルールが異なり、調べるだけでも大変かもしれません。

そこで今回は、沖縄のレンタカーに犬は同乗できるのか？またペットと同乗できる沖縄のレンタカー会社を紹介します。

沖縄では特にレンタカーを使って旅する方が多いので、チェックしておきましょう。

沖縄のレンタカー会社で犬OKなところはあるのか？

結論からお伝えすると、沖縄のレンタカーでも犬と乗れる会社はたくさんあります。

下記では主なレンタカー会社を紹介するので、ご参考にされてください。

■ペット同乗プランがある沖縄のレンタカー会社

ペット同乗プランとは、その名の通りペットと一緒にレンタカーを利用できるプランです。

例えばスカイレンタカーでは、1日1,100円の格安なオプションを追加するだけでレンタカーにペットとの同乗が可能になります。

レンタカーに同乗できるペットは犬・猫に限定されており、喫煙車のみの貸出となりますが、ありがたい存在と言えるでしょう。

じゃすみんレンタカーも事前予約でペット同乗可、車種によって同乗できる頭数を増やすことができます。

ペットと泊まれる宿の紹介もしているので、同時に予約してしまうのもおすすめです。

■車内フリーOK

沖縄のレンタカー会社にはケージなしでペットが同乗できるレンタカーがあるので、ケージが苦手な犬を飼っている方でも安心です。

家族と同じ視線でゆったり移動を楽しみたいときにも活用できるので、検討してみましょう。

・しまんちゅレンタカー

しまんちゅレンタカーは、コンドミニアムホテルしまんちゅクラブ内にあるレンタカー会社です。

もともとホテル自体がペット同伴宿泊を歓迎しているので、レンタカーも同様にペット連れに優しいのが特徴。

しかもケージなしで利用できる車両が完備されており、一緒に沖縄旅行を楽しむことができます。

また、指定場所への配車・回収を受け付けているのも嬉しいポイント。

わざわざ遠回りして車を返す必要もなく、空港から直接レンタカーに乗れるなど、便利なサービスが満載です。

軽自動車からアルファードなど大型車まで幅広く対応しているので、まずは空きをチェックしてみましょう。

参考：コンドミニアムホテルしまんちゅクラブ

コンドミニアムホテルしまんちゅクラブ

■ケージは必須！だけど体重制限はなし

次に、ケージが必須なものの、ペットの体重制限がないレンタカー会社を紹介します。

中型兼・大型犬と一緒に旅行したいときに検討してみましょう。

・OTSレンタカー

OTSレンタカーは沖縄・北海道・中四国エリアに強いレンタカー会社であり、空港への無料送迎サービスや早期予約得点などが充実しているのが特徴です。

ペットの同乗について細かな規定がなく、体重制限もないのでケージさえ準備できればいつでも使えるのがポイント。

沖縄本島内であれば別店舗への返却もできるので、片道利用しやすくなりました。

インターネット予約であれば利用の2時間前まで空きを見つけられるので、急にレンタカーが使いたくなったときでも安心です。

ただし、OTSレンタカーではクラスの予約が基本となっているので要注意。

車種はあくまでも希望として伝えるのみなので、必ずしも希望に沿ってくれるとは限らないので事前に承知しておきましょう。

引用：OTSレンタカー　よくある質問

OTSレンタカー

・スカイレンタカー

スカイレンタカーは、前述の通りペット同乗プランのあるレンタカー会社です。

店舗でのケージ貸出はしていないので自前で用意する必要がありますが、それさえ準備できれば体重を気にすることなく利用できます。

あらかじめスカイレンタカーが定める「ペット同乗同意書」を確認し、プリントアウト・サインの上持参する必要があるので注意しましょう。

予防接種の履歴や健康状態に関する規定があるので、当日になって乗れなかった…ということのないようにすることが大切です。

参考：家族みんなで沖縄を楽しむ♪ペットも一緒にレンタカードライブプラン

スカイレンタカー

・トヨタレンタリース沖縄

トヨタレンタリース沖縄は沖縄発のレンタカー会社としてサービスを開始した老舗であるのが特徴です。

沖縄本島だけでなく石垣島と宮古島もカバーしているので、離島旅をしたいときに頼もしい選択肢となるでしょう。

ただし、ペットを同乗させられるのはWクラス・Vクラス・SUVクラスに限定されているので注意しましょう。

空港からは無料の乗り合い送迎バスでトヨタレンタリースの営業所に行く必要があるので、その間の対策も必須です。

参考：よくあるご質問

トヨタレンタリース沖縄

■ケージ必須・体重制限あり

次に、ケージが必須で、かつ体重制限もあるレンタカー会社を紹介します。

一見するとメリットがあまりないように見えるかもしれませんが、小型犬であれば十分に活用しやすいのが魅力となりました。

また、大きな犬が乗らないので車内の状態がよく、料金も安いのも特徴のひとつ。

大手レンタカー会社の多くが名を連ねているので、営業所の多さやカバー範囲の広さを重視したい方は下記から選ぶのがよいでしょう。

まずは1社ずつ、特徴を解説していきます。

・トヨタレンタカー

トヨタレンタカーは保有台数・店舗数ともに国内トップクラスを誇るレンタカー会社であり、車種の選択肢も豊富です。

スムーズに利用するための公式アプリやセルフチェックインサービスも充実しているので、面倒な乗車・降車手続きを避けたい方に向いています。

時期によってはエリア限定でお得なキャンペーンを開催していることもあるので、事前にチェックしておきましょう。

なお、トヨタレンタカーに乗車できるペットの規定は下記の通りです。

著しい臭気・汚損・破損などにより車両の修理が必要となった場合は、ノン・オペレーションチャージ（NOC）の支払いが必要です。

ただし、介助犬・盲導犬・聴導犬などの補助犬については、上記ルールの対象となりません。

同意書の提出が必要ですが、店舗で説明してもらうこともできるので事前の準備はほぼないと考えてよいでしょう。

参考：ペットの同乗について

トヨタレンタカー

・オリックスレンタカー

オリックスレンタカーは、出発1時間前まで予約できる便利なレンタカー会社です。

最近、沖縄ではレンタカーの台数不足が起きているので、直前のキャンセルを狙って予約したい方はオリックスレンタカーを検討してみましょう。

定期的に沖縄限定のキャンペーンを開催したり、美ら海水族館など人気の観光スポットとレンタカー代がパッケージになったプランを販売していたりするので、よりお得に使いたい方におすすめです。

介助犬・盲導犬・聴導犬などの補助犬の場合は上記ルールが適用されませんが、身体障害者補助犬法に基づく書類の準備が必要です。

参考：ペットの同乗について

オリックスレンタカー

・日産レンタカー

日産レンタカーはリーフやノート e-POWER、セレナからマイクロバスまで幅広い車種をお手頃な料金で使えるレンタカー会社です。

そして大手レンタカー会社ならではの営業所数があり、那覇空港だけでも2店舗を所有しています。

また、宮古島・石垣島・リゾート名城ビーチにも対応しているので、利便性の高い店舗で予約していきましょう。

なお、ペットの同乗がある場合、セルフライドゴーは利用できません。

セルフライドゴーは日産レンタカーオリジナルのシステムであり、出発までの諸手続きをオンライン上で完了させておく手法です。

当日は車に直接向かい、アプリでドアを開錠して利用できるので、完全非対面でのレンタカー利用ができるようになりました。

多少手間に感じるかもしれませんが、ペット同乗の場合は店舗スタッフに声をかけて手続きしてもらいましょう。

参考：【重要事項】ペットの同乗について ※ペット同乗の場合は必ずお読み下さい※

日産レンタカー　じゃらん

・ニッポンレンタカー

ニッポンレンタカーは、全国に長時間営業の店舗を多数展開しているレンタカー会社です。
乗り捨てプランが豊富なので、車移動と電車・タクシー移動を組み合わせたいときにも使いやすいのが特徴です。

ケージへ入れるのは必須ですが、体重は10kg「程度」と定められており、厳密な規定はありません。

原則として犬・猫のみを対象にしていますが、それ以外の小動物も営業所によっては受け付けてくれる場合があります。

また、ケージのサイズも目安であり、商業車など車種によってはルールを柔軟に変動してくれます。

参考：ペット同乗についてのご注意

ニッポンレンタカー

・タイムズカーレンタル

タイムズカーレンタルは、タイムズクラブ会員に登録しておけばいつでもレンタカー利用料を20%OFFにできるレンタカー会社です。

参考：ペットの同乗に関して

タイムズカーレンタル

沖縄のレンタカー会社で犬OKなところでもチェックしておきたい4つの項目

最後に、沖縄のレンタカー会社を利用する際、事前にチェックしておきたいポイントを解説します。

■ペットの種類

ペットの種類が犬・猫に限定されているレンタカー会社もあれば、小動物であれば柔軟に許可してくれるレンタカー会社もあります。

小動物も可な場合、規定のケージサイズに収まるかがポイントとなるので確認しておきましょう。

■レンタカーに同乗できる頭数

同乗できる頭数に制限がある場合もあり、複数匹を連れていく場合は事前の確認が必須です。

また、ペット用ケージを設置する場所が決められている場合、そのスペース内に収まるかもチェックします。

引用：ご利用のご案内

ニッポンレンタカー

■ケージ貸出について

ケージの貸出に対応しているレンタカー会社は非常に限定されているので、自分で用意するつもりでいた方がよいでしょう。

飛行機で沖縄に行く場合、飛行機でもレンタカーでも同じケージを使えるようにするのがおすすめです。

IATA（国際航空運送協会）の基準をクリアしているケージなどもあるので、十分な強度と安全性のあるものを選定するのがおすすめです。

参考：犬用ドライブボックスのおすすめ人気ランキング12選

マイベスト

■ペットによる車内損失

ペットがレンタカーの車内のシートを噛んで傷つけたり、排泄物で汚してしまったりした場合、ノン・オペレーションチャージ（NOC）として20,000円程度かかるのが一般的です。

ノン・オペレーションチャージ（NOC）とは利用者の不注意で事故・汚損・破損がおきたとき場合に支払う金額であり、修理・清掃対応中の補填に使われます。

大幅な出費となってしまうので、ペットシーツなども活用しながらきれいにレンタカーを使うのが大切です。

参考：愛犬とのドライブ　成功のカギは持ち物にあり！

いぬのきもち

まとめ

沖縄にはドッグランを整備した公園やホテルも多く、ペット連れの旅行に最適です。

しかし電車・バスで行ける範囲は限定されているので、自由に行動したいときはペット可なレンタカーを手配しておきましょう。

本記事を参考に早めの予約をしておけば、安心して旅行当日を迎えられます。

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